タイトル | 技術分類図(2011.11.14) | ||||
タグ | *文明 *文明の星 *六芒星 *civilization *SDGs *hexagram | ||||
コメント | 『文明の星』理論(仮説)では、文明の六要素について、 左右対称の形で、分かりやすく説明することができます。 またこの理論では、文明を支える二本柱である、 技術と政策の内部分類も、対称的・合理的に説明できます。 この図では、技術の側の分類を示しました。 文明活動の本体である経済・社会活動を、 豊かにするのが技術、健全に保つのが政策だとすると、 技術はその経路(ルート)によって、 次の4種類に分類できます。 (1)画期技術……直接ルート 農耕・動力機関・電算機など、経済・社会活動を劇的に変え、 制度・政策にまで影響を及ぼして、 文明の発展段階を画する技術です。 その特徴は、在来技術を基礎としつつも、 ①全く新しい技術分野を拓(ひら)き(新規性)、 ②他の多くの分野の生産性を高める(多能性)という、 2つの性質であると思います。 ここでいう直接性とは、物理的な直接性ではなく、 この文明段階を築いた技術をひとつあげるならどれ? といった文明発展における役割上の、直接性です。 (2)実現技術……間接ルート 画期技術は農地や工場、電算組織(コンピュータシステム)など、 物的資源に具現化されないと社会を豊かにできません。 実現技術は、技術の物的資源化に必須の技術です。 農耕に対する土木建築・冶金(やきん)・食品加工技術、 動力機関に対する化学・機械・電気工学技術、 電算機(コンピュータ)に対する通信、ロボット、 ソフトウエア工学の技術などがこれにあたります。 この技術はまた、次の画期技術を生み出す可能性のある 技術でもあります。 (3)研究・開発技術……自助ルート 広い意味では経済・社会活動の一部ともいえる、 科学・技術自体の研究・開発を助ける技術です。 研究・開発組織をひとつの小社会と見れば、 この研究・開発技術を電算技術、計測技術や組織技術に分けて、 他の(1)(2)(4)の技術区分に含めることもできます。 しかし、この技術は他の技術を生み出す技術として重要であり、 また政策のうち〝研究・開発政策〟の分類根拠にもなるので、 ひとつの技術分野と見てよいと思います。 (4)社会工学的技術……互助ルート 同じく、広義では経済・社会活動の一部でもある、 政策の立案・実施を助ける技術です。 これはさらに、相手方となる政策の分類に応じて、 3つに分けることができますが、 それは社会工学的技術の分類図で詳しく述べます。 |
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iコード | i598750 | 掲載日 | 2021年 11月 20日 (土) 22時 50分 45秒 | ||
ジャンル | イラスト | 形式 | JPG | 画像サイズ | 3600×2545 |
ファイルサイズ | 512,862 byte |
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