文明の構造(システム) お気に入り画像登録
文明の構造(システム)

登録 タグ *小説家になろう *挿絵 *文明 *社会 *歴史 *未来 *科学 *行政 *エッセイ *六芒星
編集を行うにはログインしてください

投稿日時
2024-08-26 19:27:00

投稿者
プロフィール画像
平 一

このユーザのマイページへ

お気に入りユーザ登録
投稿者コメント
『技術・政策分類図』を改題しました。

技術と政策が文明の両輪となって、社会活動を助ける
4本ずつの経路《ルート》から、文明の構造《システム》が見えてきます。

①直接ルート:新分野を拓《ひら》き、多くの他技術を高めて
社会を変革する、農耕、動力、電算などの画期技術。
社会に直接働いて生産投資・互助配分を最適化する、
産業振興、社会保障などの経済・社会政策。

②間接ルート:技術を利用するため物的資源に具現化する、
土建、電機、光電などの実現技術。
政策実現のための人的資源(国民の健康や教育)を得る、
保健、教育などの人的資源政策。

③自助ルート:技術自体の生産性を高める研究・開発技術。
政策自体の健全性を保つ行政管理政策。

④互助ルート:政策の生産性を高める社会工学的技術。 
技術の健全性を保つ技術的政策。
※このルートは相方《あいかた》のどのルートを助けるかでさらに、
企画支援《オペレーションズ・リサーチ》/公教育・公衆衛生/組織・会計技術と
研究・開発/社会基盤《インフラ》/社会工学的《ルールづくり》政策に分かれます。
※技術的政策の具体的分類は資源・環境政策や
都市整備・防災・防犯・国防政策となりますが、
それぞれの内訳を見ていくと必ず、
3つの理論的分類のどれかに分け直せます。

『第三の波』『シンギュラリティは近い』
『サピエンス全史』など、技術社会論の名著にある
農業・工業・情報・AI技術という画期技術や、
人々を動かし政策を助ける社会工学的技術といった
技術の意味は、この分類から説明できます。

国際総合政策SDGsの5要素5Ps《ファイブピーズ》も、
この分類に実務的修正を加えたものといえます。

①環境の持続可能性を示す地球(Planet)は、
自然環境に関わる、技術的政策の要素です。
社会環境に関わる防犯や国防は、分かり易さや乱用防止、
合意形成のため、他政策に振り分けたと考えられます。

②経済の持続可能性を示す繁栄(Prosperity)は経済政策、
社会の持続可能性を示す人々(People)は
社会政策と人的資源政策の要素です。 
両者は保健福祉のように関係が深いので、まとめています。

③政策の持続可能性を示す平和と協働
(Peace、Partnership)は行政管理政策に対応し、
国際化・全地球的統治《グローバル・ガバナンス》や民主化・官民協働など
広域化と分権化の必要から、2つに分かれます。
→画像情報ページへ
最大化 | アクセス解析 | ユーザ情報

メッセージ送信
▽この画像のURL(リンクについて)▽


▽この画像のトラックバックURL▽(トラックバックについて)


情報提供