投稿日時 2024-08-26 19:25:09 投稿者 平 一 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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『文明要因図』を改題しました。 人類は、文明により発展しました。 文明とは、高度に知的な社会生活の様式《かたち》です。 知性とは〝種を植えれば実が採れる〟といった、 因果関係の法則を発見・活用する能力です。 知性が可能とする技術は、社会を豊かで複雑にし、 政策を必要とさせて、文明を生み出しました。 そんな文明の6要素は、3つの文明活動要因と、 3つの内外環境要因といえます。 知的活動には〝知る・決める・行う〟の三段階があり、 社会の文明活動もそれに応じて分類できます。 文明活動の本体は、全ての人々が生活に必要な 富を作り、分けて営まれる経済・社会活動です。 〝因果法則を知って活かす〟科学・技術は、 富の生産に役立ち、経済・社会活動を豊かにします。 〝皆で動けるよう決める〟制度・政策は、 富の配分に役立ち、経済・社会活動を健全に保ちます。 ただし、文明活動には内外の環境条件が必要です。 まず技術は、施設や製品などの物的資源に 具現化されないと、社会活動を豊かにできません。 また政策は、健康や教育という人的資源を通じて 実現されないと、社会活動を健全に保てません。 さらに、新技術の開発や普及には資金などを要し、 政策による助けが不可欠ですが、その際には、 資源や市場などの自然・社会環境が大きく影響します。 以上の6要素を覚えやすく言い換えると、 〝知る・する・決める、ヒト・モノ・環境〟となります。 これら6つの要素《エレメンツ》を 六芒星《ろくぼうせい》(✡)の上に並べてつなげたら、 社会について意外なほど多くのことが分かる、 便利な文明理論(仮説)を発見できました。 |
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