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人間・文明相関図

登録 タグ *文明 *文明の星 *六芒星 *持続可能性 *civilization *hexagram *SDGs *sustainability
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投稿日時
2023-03-19 15:25:57

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平 一

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投稿者コメント
人間の特質と文明活動の相互作用を示した図です。

文明の二本柱である技術と政策は、
人間の二大特質である、
無制限的な想像力に基づく知性と、
無制限的な欲求がもたらす人間性から生まれ、
またその無制限性をさらに広げます。
(詳細については『想像力、欲求と文明』を
ご覧いただけましたら幸いです。)

まず、知性について言うと、
知性とは因果法則の発見・利用能力ですが、
これは合理的な推論から完全な空想に至る、
広い意味での|想像力《イマジネーション》に基づいています。

そしてこの、限りない想像力による知性が、
自然法則を活用して、
社会活動を豊かにする自然科学的技術と、
法律概念や貨幣価値という|擬制《フィクション》を含み、
政策実現を助ける社会工学的技術を可能にします。

自然科学的仮説も様々な想定に基づくように、
推論と空想は地続きなので、
両者を含めた広い意味での想像力が、
技術を可能にするといえます。

次に、人間性について言うと、
複雑な文明活動は本能だけでは営めない一方、
様々な新しい活動を可能とするので、
欲求を無制限化(多様化・可変化)させます。

そしてこの限りない欲求こそが人間性であり、
現行技術下で紛争を防止・解決し、
社会活動を助ける利害調整政策と、
その限界を超えるために科学・技術を助ける、
技術的政策を必要とさせます。

人間性と言えばまず、善い面が思い浮かびますが、
人間は様々な欲求を持つ複雑な生物だと言えば、
悪い面も含まれることになるので、
両者を含めたものが政策を必要にさせるといえます。

ちなみに知性と人間性の関係について言うと、
通常、両者は区別されますが、
実は|電算機《コンピュータ》の入出力のように不可分であり、
文明活動を通じて相互作用し合うので、
|硬貨《コイン》の裏表のような関係にあり、
広い意味では同義ではないかとも思われます。

例えば『真の知性とは、人間性も含む』とか、
『知性の乏しい人間以外の動物では、
人間性が論じられることはない』と言われると、
確かに両者の密接な結びつきを感じます。

また、人間の限りない想像力と欲求は、
生存には必ずしも必要ではないが、
知的生命活動には必然的かつ有益な、
文化活動の存在意義も説明します。

文化活動もまた実利活動と同じように、
想像力・欲求と増幅し合いながら発展し、
両者を可視化・共有化することにより、
その実現や自己制御に役立ちます。

いずれにしても、〝文明の星〟図によれば、
知性と人間性という人間の二大特質が、
文明の両輪である技術と政策を生み、
両者がそれぞれ社会活動とお互いを助けて、
三極モーターかロータリーエンジンのように、
文明発展の|循環《サイクル》を回すことが分かります。

また逆に、技術の発展は経済・社会活動を拡大し、
人間の想像力と欲求をさらに無制限化します。
活動能力の増大に知性の向上、人間性の拡張が加わり、
技術は人間の可能性と共に、危険性をさらに増幅します。
そこで政策は可能性を最大化し、危険性を最小化すべく、
全ての人々の健康や教育の向上と活用を求めます。

技術なくして文明発展なく、政策なくして健全発展なし。
今ではそこに、人間自身の向上も多く含まれます。
文明が発展するほど人間が衰えるという
〝文明の逆説〟(立花隆)に対して、
保健・教育を中心に総合政策を推進する、
〝人間の安全保障〟という理念も生まれました。

人間の二大特質である知性・人間性
(無制限的な想像力・欲求)と、
文明の両輪である技術・政策には、
互いに増進し合う関係があります。

この図によれば、人間と文明の間にある、
そうした相互作用の関係も説明できます。
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