投稿日時 2018-03-21 21:17:35 投稿者 平 一 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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人間活動の自己制御という考え方は、近年よく見聞きします。 その理由は、それを必要とさせる自然・社会的な環境課題の認識と、 その政策や技術による解決を可能にする、 社会の一体化及び、新技術の出現だと思います。 まず自然科学においては、 我々が地球という〝自然環境の限界〟に近づき、 もはや自然は征服や支配の対象から、 我々自身の責任による保護や共生の対象に変わってきました。 社会科学においても、 若年人口増加による戦争(ユースバルジ仮説)や 高齢化による財政危機、心理技術の悪用事例など、 我々自身の〝内なる自然〟の限界をめぐる課題が分かってきました。 次に国内社会では、生活の向上や仕事の省力化が進み、 政治の民主化や地方分権が進めば、 国家政策の決定において、政府がどう国民を動かすかではなく、 国民自身がどうしていくかを考えやすくなります。 国際社会でも、交通・通信あるいは軍事技術が発達し、 政治の国際化や全地球化が進めば、 国際政治においても、ある国が他の国をどうするかではなく、 私達はどうするかという視点が強まっていくでしょう。 |
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